キジ猫の雑記帳

行き場のない野良猫の生活と意見です

次発信予定記事要旨【プロジェクトNGT48 あるいはローカルアイドル版「北陸代理戦争」】

正直、万字レベルでまとめていくとその間に事態が次々進んでいくし、胸を衝かれてしばらく書けなくなるし、次に書いていく記事のフックだけ記す。山口暴行事件を考えていて、数ヶ月前の宮島事件もこれに関係のある事件だったのだろうか?との疑問が有ったのだが、二つの事件で、ある一致点に気付いた。何か抽象して類似したじゃない、具体的なやつである。生誕祭に何か事件が起こっているのである。宮島の場合は奈良の生誕祭に宮島の休演、山口の場合は小熊の生誕祭に太野の無気力演技の異変、偶然の一致でこんなことが重なるわけはない。そして宮島の時も詳細は分からないにしろ事件だったのは明らかで、太野の場合は類推できるだけの事情が分かっていて解雇を求める山口と同調する一派が太野を吊し上げたらしいと推測できる。もう一度言うが偶然の一致でこんなことは起きない。起きたら優先度の高い仮説としてその作為が同じ主体と考えるのは相当有りえていい。つまり宮島にパワハラまがいの仕打ちをして心を折ったのは山口である可能性が相当にある。万字で書きたくないのでそれを排除する可能性を検討するのは置く。ただそう考えるとそれなりに辻褄が合う。宮島の休演後の本間の発信を見たって、使う側と使われる側の対立軸で大人を詰った訳ではなく、身近な大人の適切でない行動に憤慨しているだけだ。事件直後はその宛先としてメンバーが疑われていた。97年組では大人を求めるには頼りない。山口は文句なく成人のメンバーの一人である。大事な舞台に穴を開けるダメージを被らせるために太野に向けたような仕打ちを宮島に打った可能性はある。太野は持ち堪えたが宮島はダメだった。その成功の再演を山口が太野に目論んだ可能性はある。

動機?それはいくらでも。にゃんまほ売りを頓挫させたかった、あのマンションに宮島があの頃住んでいたなら、太オタを囲っていたことに勘付かれた恐れ、あるいは西潟の場合と同様に笠井が宮島に粉かけたように思い込んだ、云々。自分がパワハラをしたのに匂わせ発信をして自分を容疑者の詮索から除外させ、自分のパワハラ行為を詰った本間と角の発信が彼女らの宮島いじめの内容の文脈にすり替わる流れに乗っかかって帰責を転嫁してしまうのは、後日の暴行事件と同様。

ここで注意しなければならないのは陰敝するだけではなく匂わせで帰責を転嫁するのみならず事件像を事実と違う所にリードしていること。つまり自分を疑惑の目からそらすだけではなく別の誰かに向けることが副産物であるだけでなくその目的なのである。この誰かに疑いの目を向けさせたいという挙動はここから暴行事件まで一貫している。この一貫性は18年の初め頃、ある点からメンバーの特定の誰かを一貫して排除したかった可能性を示している。

じゃあ18年の初め頃そのような変化を齎す恐れのある事件が何かあったか?ない事はないというか、これかと言えるのは事務所入りで明確になる中井の推され扱いである。そして山口と中井の関係が少なくとも山口から友好的でないのはがたフレや世界の人選抜の挿話でわかる。おそらく一貫して18年山口の匂わせて処分を呼びよせる行動の真の標的とは中井であったのだ。山口の対立軸の向かい側が中井だということ、ここを抑えると暴行事件後のNGTのメンバーの内紛の捉え方が変わる。事件の真相などすぐに分かってしまっただろうに何で揉めていたのか類推できるようになる。山口の田舎芝居などすぐに勘付いてしまったのだろう村雲が3月まで何を悩んでいたかということも多分訳はそのあたりにある。

詰めると長くなる話だが18年をとおして山口は、思いとどまる機会もあったはずだが、にわり(中井ファン)とことを構えたくないので自分は矢面に立たずグループへの危害を言い立て厄介排除という大義を醸成することで太オタと繋がった事実のある中井を処分する流れを作り出したかったと見える。宮島の時の匂わせもNGTと厄介が結びついていると匂わせるあれだし、暴行事件は言わずもがな。潟やカニは取っ掛かりで本当に狙ってた首は中井だったんだろう。

正直メンバーにはバレバレだったと思うのだが自分の好き嫌いや嫉妬で攻撃する、その当て先が誰なのかも勘付かれない必要もあった。中井と山口のスキル差も当然ある。だから他のメンバーを取り込む必要があった。中井も18年は外仕事でグループを貶めるなどの素行の悪さを示しメンバーからの反感を持たれる火種はあった。結果りこが取り込まれ(彼女は元から中井のツィアカをフォローしてないらしい)ぽんが同調したのを見ると山口派がどんな名分を掲げたのか想像できるが内容は置く。

そして自明かと思って触れ忘れたが、山口の動機はメンヘラ同類同士なのに中井が選ばれたことが許せなかったからだ。だがスキルの差はあり素質でそれを覆すのは難しい。だからスキルメンを取り込むのが必要だった。それが先も書いたが菅原だった。山口同様嫉妬はあったと思うし、自分が推されるべしという自負が有ったんだろう、起こったことからするとかなり醜悪な話だが。

そしてこの諍いの芽は有りながらもなぜそれは摘まれなかったか疑問がわく。それは欅坂の話と一緒で合理性をどうこう言う蓋然性で多分説明が付かない。ただ仮説は言っておく、中井が外仕事で求められてるあたり構わず噛みつき散らす素行を引き出すには母体のNGTが居心地の良い場所であってはいけない必然性があった。だから中井を苛む入れ物としてチームGが作られた。そのため中井いびりを主導するストレッサーとして山口が採用された。レーベルとしては至極迷惑な話だと思うが根回ししたかは知らない。しかし、その敵意を見くびっていた結果、運営はなんか努力したかどうかしらんが敵意は制御を外れグループを焼くことになった。ネズミ一匹排除したいがために発作的に住み家を、自分以外住人ごと焼いてしまうような人間であることには宮島の時に気づいていなければならないが、そのような手合いを中井を苛むために放任して御せると思ったクリエイティヴィティの驕りがこの惨事を招くことになった。もちろんこんなことは、文章に残るタチの話ではないので、謎の不作為と自損に見える作為という不合理な行動が表面にあるばかりであり、その頓挫した本当の目的は語られることはないのである。