キジ猫の雑記帳

行き場のない野良猫の生活と意見です

山口真帆騒動一件①書く前の見取り図プロトコールとかレジュメの類の1

なかなか億劫なので書きかけて止まっていた。なので初めに要約を掲げる。編集部とかのデスクならこれで連載出来るだろってくらいはあるかと思う。頭のいい人は大意で概ね分からないかな。ネットに細部は転がっている。いやノイズの方が多いか。

初めに事件単体の概要をまとめようと思う。大意は既に書いたがパパ活に太オタを自分のオタを囲った事とそこから他メンの個人情報が漏洩した事、自分の背任を隠蔽する為にアポをとり面会を設定した上で起こした事件となる。まあ不意の訪問から大ごとになった可能性も排除しないがその方が整合性がある。太オタ囲いだけでなく他メンの情報漏れたは心証だが騒動での主張から何を隠そうとしているのか読み取るべきという事。そしてその漏洩が原因と類推できるのが宮島事件と太野引越し事案となるがこれは憶測の上の憶測になるので後で触れる。

そして隠蔽オペは事件直後から始まっている。何を隠蔽するのかこの事件での被害者の主張が概ね虚偽であることである、録音や主張自体が当事者たちの共有してる事実と矛盾していたのだと思う。だから疑われている人もいるのに弁護士らしき人が介在した証言がないのだ。多分今村さんの独断専行だろう。これは後で山口を利すし、事態を収拾できる主導権をAKSから奪ってしまう。

そしてその次に事件後から告発までのNGTのグループ内の内紛に触れる。おそらく山口真帆の運営と対立した論点はこの期間内の初めと後で変ですり変わったはずだ。それは録音から告発、千秋楽の卒業発表あたりのスピーチの内容の混乱から読み取れる。おそらくメンバーに掛けた嫌疑の黒白がはっきりした時点で論点をすり替えている。菅原を担ぎ出して菅原の不遇をあげつらったと思われる。原因として対比される運営推しメンとして一方に中井がいるはずで中井は繋がり前科があるのだから運営が繋がりメンを不当に優遇しているとしてグループ内浄化の論点を情報漏洩から不良メンバーの不当優遇にすり替えたと考える。これはすり替え強弁なのであって初めの論点を取り下げた訳ではない。すり替え先に理があれば前者だって通っていると思っているので同時に主張するので録音から告発、卒業発表の主張の混乱が起こるのである。この後者の対立の顛末の証言となるのが例のカニの煽りなのだがここで触れ後の18年のNGTのオペレーションでも触れるかもしれない。

そして告発から第三者委員会報告の流れである。が、その前に重要な登場人物であるAKSという法人の性質を考える。端的にいうと AKSは下請けを含む現場から発注主とその資本と発注主の顧客をでっち上げる作戦である。顧客については秋葉原区輿しの最初の時点から電通であり電通が請け負った広報の前線担当は一貫している。それはクールジャパン地方創生インバウンドと推移していく。そして現場と発注主と言えば、その帰結は(崩壊したが)おにゃんこクラブのようなTV局主導のメデイアミクスである。おにゃん子は基本非事務所メンはフジテレビに所属マネージされていたのだったがこの部分を大道具とかの取引会社に登記設立させた別会社が担当することになる。これを顧客の一つであるTV局が主導で行なった訳ではなく業界の実務なりを持つ会社に新会社設立させ劇場運営させてメン所属させてそれを既存メディアに抱きつかせていって現場の側から作っていった受注関係なのである。その過程で現場の実務持ちの実業家が資本の持ち主であったのが事業拡大のためか投資家に交代し実務とは言えば AKSがクリエティブを秋元の会社Y&N brothersだっけに委託する中で企画立案実行がY&Nに丸投げされその指名から業者がAKSと関係を持つ形に整理される。AKS側の人事であってもオペの立案実行を速やかにできるのであればY&Nが指名しているはずだろう。受注先の業者なり顧客からである。そんな訳で電通から出向した(とまあしておく、早川さん)人間がマネージャーをしTV局の人間が取締役にいて発注先の衣装業者が支配人をして秋元氏の古い付き合いの映像会社経営者が支配人をすることになる。

そしてこの仕組みには弊害がある。AKSがクリエイティブを委託してるのでオペが丸投げになって意思決定をする頭がAKSの外部に置かれていってしまうことである。結果こんなことが起こる、受注業者、顧客の短期的な利益であってもその便益をAKS内の利益よりも優先するオペが取られてしまうことである。要するにメンが晒し者になる炎上露悪的なリアリティショーである。メンの振る舞い次第ではメンバーが追い詰められ前途が有望なメンであっても辞めることもある。その損失よりも顧客やパートナーのバズりが優先されてしまうわけだ。当然その意思決定にバズり先の顧客が関わってないはずないだろう。彼らは矢面に立つことなくステルスで残酷興行を企画、他人に実行させ自メディアのバズりを享受できる訳だ。総選挙恒例スキャンダルは情報源運営でマッチポンプだと思ってる。

この仕組みを先に示しておく必要があるのは、告発後の山口の謝罪自体が混乱の収拾をメン自身が矢面に立って行うこの類の不始末を負って晒し者の残酷興行だったのである。そしてこの残酷興行の興行主の立場を彼女は乗っ取ってしまう訳だ。何を謝るか曖昧にして告発を生きたままにし謝罪の場に立っている非をグループに転嫁してしまった。てな訳で告発で非を匂わされてたメンは完全に濡れ衣着せられてしまった。そしてバズりを求めてたメディアは今までの残酷興行と同様深く考えもせず山口のアングルに食いついてしまった。

一方これは地方創生で新潟に支店をオーダーした電通には困った事態だった。事態を説明できる支配人はY&NがAKSの内部に引き戻して囲ってしまった。おそらく公開できる情報だけ説明するだけで済む事態ではなくなっていた。そんな訳でAKS電通の意を受けて第三者委員会を作って告発の内容の真偽を検証するという形で事態の鎮火に臨むことになる。そんなわけで山口の示したアングルを総選挙での醜聞のようにバズり消費させたい既存メディアとそのパートナーとしてのY&N(内部の資料流したりする)と鎮火させたい顧客電通の綱引きがAKS内部で行われることになる。平行して一方で山口が自分の非を擦りつけて浴びる脚光の代償として生贄の山羊を押し付けられたNGTではグループを守り存続させるべくメンが水面下で山口と情報戦の暗闘を繰り広げる事となる。この四つ睨みの暗闘と共闘の末、山口は第三者委員会の会見に乱入し報告書の信頼性を地に落としリアリティショーの興行側、演者プロデュース山口、提供既存マスメディア、プロデュースプロットY&N、は山口のアングルで最大燃焼するという勝利にして快挙を遂げ、造反者三人共々事務所移籍というご褒美を貰うことになる。

この共闘と暗闘の結末まで四者でどこに主導権があり誰がそこにどうインセンティブを利かせていたかは本論で仮説を述べたい。てか所詮妄想だが。

 

続きは後で