キジ猫の雑記帳

行き場のない野良猫の生活と意見です

稲刈りが始まる

いやあ、労働が始まってまだたいへんなんです。制約ばかりある圃場で色々と露払いがあるしやっていて、そればっかりやっていると、今日は何かポエジーが私に落ちてくれたらと思ったんですが、まあ今日はありません。だからまあどうしようかというと今日の難点なんですが、それについて少しばかりふれられたらと思います。

米の圃場、まあ田んぼっていいます、普通、水稲です、水が必要です、ある時期までは。生育、習熟させてより良い収穫のために水は必要ですが、ある時期、早稲でこのあたりでは、お盆の少し前ぐらいまでで、そこからは、収穫のための重機を入れるために乾田化させなければなりません。が正直なところ、その時期にたいそうな雨が降ったというのが今年の感想です。実際例年では乾田化を試みる過程でまとまりのある晴天の日が続き、大きな面積で乾燥し、広い面積で乾燥によるひび割れを起こし、そんなわけで保水上の気密性をなくした圃場は少々雨が降っても、早々に水がはけるものでしたが、今年はそうなる前にたくさんの雨が降ったようです。今年は先日19日など圃場を上から見てみると、まだ場所によっては水たまり状態でエラくキラキラと反射してました。水を抜くために取り除く排水の板は取り除いたのにどうして残った水でキラキラしてるんだと暗澹としました。水があることが必ずしも稲刈りの困難さに直結するわけでは、ありませんが、なかでも水位の深いところは難儀しかねない場所である可能性は高かったのです。

うちとしてはそれなりに溝(明渠)を掘って対応してるつもりなんだけれど、こんな年が増えると重機、コンバインを入れて潤滑に作業できるのか難しい気がする。バインダーで刈り取ってハダで乾燥してたころが懐かしい。しかしもうコンバインで刈り取って実を乾燥する設備が整備された今合理的ではないのだろうなとも考えます。

実際、俯瞰して感想を述べると収穫前の天候は作況にも影響はまぬがれないでしょうし、防災の点からも含めて天候の不順化、極大化というのは対応が難しいと思いました。