キジ猫の雑記帳

行き場のない野良猫の生活と意見です

稲刈りの終わり

やっとこさ、稲刈りが完了した。区画Bに残っていたハダに干していたもち米を父と二人でハーベスタで扱いて圃場での植物相手にやる作業は完了した。

しかし期間を空けて、重機をさわる作業は怖い。エンジンはかかるか、安定して動くか、は未知数だし、気を付けているつもりでも、危険への皮膚感覚は少し鈍っているし、はっきりとでなくても、気持ちヒヤッとする場面も多い。

軽トラで運んできて、道路におろし、またそこから圃場におろし、嵌まるところを時にベニヤ板を敷きキャタピラを乗せ動かしてハダに寄せ、機械が安定して扱き始めるまで、安心する気になれない。ベルトコンベアーみたいな流れ作業になるまで、色々クリアする段取りが控えていて、いつまでたってもそれはプレッシャーである。が、舐めていると怪我をするのだ。

そんなわけで、機械には気をすり減らすので、期間がoffになった時に面倒を見ているのは、父と業者である。父も高齢なので、もう自分に仕込まないといけないのだが、なかなかそこまで気と身は回らない。

今日の相棒は物心ついた時からすでに稼働しているハーベスタで、エンジンの音を聞くともう寿命に近い気もするのだがなんとか働いてもらっている。なんとか安定して動いているようだ。

晴れが続いたせいか今日は地面の調子も比較的安定し、作業も安定して進んだ。今日は乾燥しているのか、子供の便のような香りはしないが、砂と枯れ草の砕けたような粒子がまとわりつくのは相変わらずで肌痒い。しかし足首まで沈むような場所、湿気の引かない場所もまだある。

出来はとくに病気ももらわず早稲で生育期が高温時に間に合ったおかげか平年並みというところだろう。これは今日だけではなく全体の印象でもある。とはいえ、自家消費やお付き合い中心なので、実際のところは痛し痒しといったところではある。

さて今年の経験から対応しなければいけないことは、夏の大雨だろうか。たまの大雨で池みたいになると、快晴が続いてもなかなか乾かない。大雨になっても池にならないような策を捻り出したいものだが。天候不順や荒天の大型化が進んでるようだから、滅多にないと目をつぶるわけにもいかないだろうし。