キジ猫の雑記帳

行き場のない野良猫の生活と意見です

即席麺でつけ麺を

今朝、何というわけでもなく、油揚げ麺タイプの袋もののインスタントラーメンを食べた。つけ麺の手法で食べたのだが、思いのほかおいしくてびっくりした。つけ汁に少しトゥバンジャンを加えて食べたのだが、思いのほかのうまさはこれが効いているいるからなのだろうか。やはり少し辛さが入ると味噌のうまさ、味がはっきりして、びっくりする。粉末タイプのスープにも関わらずである。

油揚げ麺も粉末スープを少なめのお湯で溶かした塩分の濃い目のつけ汁で食べると麺の揚げ油、小麦の香りが芳ばしく、スープの濃さも相まってうまいよお、と箸が進む。用意してあった自家味付け卵、焼豚、メンマ(既成品)もあわせる。半熟卵のにんにくの香りのついた出し醤油の黄身が味噌スープをくぐるとうまいなあ、ヒレ肉の固まり(小さい)を炙ったものでも、既製品より焼豚らしいなあ、と食べ進めていくとインスタントでも少し豪華な食事をした気持ちになる。

ところで素麺だと茹で上げた調理したものだと、茹でる前と後で塩分が10分の1くらいになるのだが、油揚げ麺などの即席麺は麺の塩分はざるにあげるとどれくらい減るのだろう。市販の中華麺の乾麺の場合10分の1には及ばず8分の1くらいだった気がする。即席麺というのは茹で汁でスープをとくのがデフォなんだから、乾麺みたいな100gあたり5gみたいなことはないのだが、(油揚げだと1.5g、近頃のノンフライだと2.5gくらいである)5分の1くらいにはなるんだろうか。データがあがってないかずいぶんネットにあたってみたが、心がけとして麺はざるにあげるよ、くらいの文章しか見当たらなかった。むしろ世の中ではスープの塩分への警鐘がデフォである。

でそのスープであるが、湯呑み茶碗1杯ほど残るので、麺のクズを取り除いて、乾物のひじきや牛蒡とあわせて1合ほどのご飯を炊くのである。あとで食べるのだ。気休めみたいなものだが塩分対策である。捨てればいいのだが貧乏症なのである。

後でおむすびにしても、味噌の味に唐辛子は効いていたのであった。